地元では「炭鉱電車」と呼んで親しまれていた三池炭鉱専用鉄道。1997年(平成9年)に三池本線が廃止となり、旭町線のみが三井東圧化学に譲渡されて三井化学専用線として運行されていたが、それも、2020年(令和2年)に残念ながら廃止となってしまった

廃線後残されていた機関車であるが、今般、2輌(三池炭鉱専用鉄道12号機及び18号機)が三井化学から熊本県荒尾市に寄贈され、荒尾市では世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産である「三池炭鉱・万田坑」に移設して2023年(令和5年)の春から展示することとなった

このプロジェクトにあたって、荒尾市では6,200万円を目標に寄付金の受付を開始している。大正から昭和初期にかけて製造された貴重な電気機関車の保存ということで、皆様のご協力をお願いする次第です。(写真は荒尾市が製作したポスター)寄付の詳細は荒尾市HP

保存が決まった2輌のうちの1輌、東芝製作所45t、18号機(荒尾市HPより転載)

興味のある方はこちらもご覧下さい『炭鉱電車が走った頃』