1922年(大正11年)から1925年にかけて、ドイツのコッペル社で製造され車軸配置0-6-0のタンク機関車12輌が日本に輸入されたが、その内の2輌を1号機、2号機として鹿島参宮鉄道が購入した。鹿島参宮鉄道で1937年(昭和12年)まで使用された後、富山県の日本カーバイド工業に譲渡され、魚津工場の引き込み線で1969年(昭和44年)まで使用されたSLが2輌共保存されている

1号機は魚津市立村木小学校の体育館1階に状態も良く保存されていた 2010年(平成22年)11月

2018年(平成30年)、村木小学校は統合により廃校となった。廃校後が心配されたが、建物は市の複合施設となり、コッペルも一先ず安泰のようである 

発電機を撮っていながら、メーカーズプレートの写真がない

一方、2号機は滑川(なめりかわ)市上小泉の行田(ぎょうでん)公園に保存されていた 2010年(平成22年)11月

現在も解体されてはいないようだが、この時に既にこの状態であったので、現状が気になるところ