日南線の中間付近に飫肥という駅がある。「おび」と読み、街の中心には天正15年(1587年)から明治初めまで280年間に亘り伊東氏が支配し続けた「飫肥城」がある
日南入りした初日は小雨の降る天気となった為、日南線撮影を諦めて「飫肥城址」見学となった
復元された飫肥城大手門。飫肥城周辺は、九州地方で最初の「国の重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている
明治時代に外務大臣として活躍した小村寿太郎は飫肥藩の出身ということで「小村寿太郎記念館」も作られている。どなたの生家か忘れてしまったが、この生家の裏手に記念館はある
飫肥城内にあった建物を明治時代に移築した「豫章館(よしょうかん)」
城内には多くの飫肥杉が聳える
雨に煙る石垣の壁
飫肥の名物は、おび天本舗の「おび天」。さつまあげの様だが、魚のすり身に豆腐と黒砂糖、味噌を合わせ、油で揚げた天ぷらで、かじりながら歩くと中々の味である
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