道ノ尾(みちのお)駅は、長崎から一つ目の駅・浦上で新線と別れ長崎本線旧線(長与支線)に入り2つ目の駅である

長崎のベッドタウンとして、近年マンションが多く建てられて乗降者数も増加しているが、駅舎の竣工は1925年(大正14年)と古く、爆心地・浦上からさほど離れていなかったため原爆により被災し、駅舎は被爆遺構となっている 2020年(令和2年)1月

1972年(昭和47年)の新線開通により交換設備が撤去されて単式ホーム1面1線となったが、相対するホームがそのまま残されていて、付近の町並みからタイムスリップしたような駅舎である 2021年(令和3年)1月

道ノ尾駅に進入する長崎発長与行き普通列車

周りの世界とは隔離されたような駅で、ゆっくりと時間が流れている気がする。列車が停車すると、ネコがゆっくりと線路を渡りだした