長崎本線旧線(長与支線)の本川内~大草間には、SL時代の難所、松の頭(まつのと)峠がある。下り列車は大草駅を出るとサミットまで20パーミルの登りが続く。峠を越えれば長崎まで急こう配の下りとなる為、以前は、本河内駅にスイッチバックが設置されていた

西日を浴びながら峠を登るキハ66・67。ディーゼル車にとってもキツイ峠だ 2021年(令和3年)1月

下り5125Dが国鉄色4連という事で、予報は雨と出ていたが「運が良ければ」と思いながらホテルを6時半に出発。曇天の中、定刻7時40分にエンジンを唸らせながらキハ66・67が松の頭峠を登ってきた

本川内~大草間には、大きなカーブを描いた築堤があるが、どうも相性が悪く、国鉄色を撮ろうとすると常に逆光になる。この日も上り列車が逆光となったが、曇り空となり撮影となった