2005年10月、廃線の噂が立ち始めていた茨城交通を訪ねた

茨城交通は以前から国鉄20形気動車及び同系の私鉄向け気動車を多く所有していたが、1970年に留萌鉄道から移籍してきたキハ2000形2004は、国鉄準急気動車色に塗装されていて、一際目立っていた 2005年10月

田植えの準備で大忙しの中根~金上間をいくキハ2004 2006年5月

キハ20形205は、国鉄からJR西日本、水島臨海鉄道と移動し1996年に茨城交通に入線。当時から国鉄気動車色に塗装されていた。現在でも「ひたちなか海浜鉄道湊線」にも在籍中 2005年10月

旋回窓が特徴的な元羽幌炭礦鉄道のキハ222は、国鉄旧気動車色の(様な)塗装が施されていた 2005年10月

2004年1月には、まだキハ11形112が留置されていた。当時はこのまま解体だろうと思っていたが、現在はさいたま市の鉄道博物館に展示されている

いつ訪問してもどっしりと構えている(ダルマだけに)ケハ601は、日本初のステンレス製気動車として1960年に新潟鐵工所で製造された車両。この当時は倉庫になっていたが、現在は、ギャラリーになっている模様 2005年10月

茨城交通は、2008年4月1日、「ひたちなか海浜鉄道」に湊線の業務を移管した