ED70は、国鉄初の量産型交流電気機関車であったが、D型交流電気機関車の試作的要素も強く、1957年の北陸本線電化に際し18輌が製造されたのみで、全て敦賀機関区に配置された

ED70 1号機は、滋賀県長浜市の長浜鉄道スクエアにD51 793号機と共にひっそりと保存されている。木造の倉が心地よい 2011年4月

台車は、DT104

所属標記は、長浜鉄道スクエアに来る前に保存されていた「敦賀第二機関区」を付けている。同じ年に開発されたDF50とデザインの共通点が多い。前面の形状、帯の入れ方・・・等々

そして、ルーバーもDF50で採用された形状に近い

メーカーは、三菱電機と新三菱重工業の三菱グループ

屋根上を見ようとすると、木造の梁がいたずらをしてこんな事になっていた

帰路、近江鉄道本線の彦根口駅を訪れた。映画に出てきそうな駅舎であったが、残念ながら2014年に解体されてしまい、現在、彦根口駅は駅舎のない駅になってしまった

構内踏切があるノスタルジックな駅舎と後方に建つマンションとのアンバランスが不思議であった