2009年2月1日、JR東日本が発売した「JR東日本1日乗り放題パス」を利用して弘南鉄道への弾丸ツアーを敢行した。が、予想外に積雪が少なく、拍子抜けの弘南鉄道黒石駅であった

ED333
弘南線黒石駅構内にキ104と共に留置中のED333 1923年のウェスチングハウス社製で、前身は西武鉄道13号機(旧武蔵野鉄道デキカ13)。1961年に弘南線へ入線している

黒石駅で弘南線の電車と並ぶ。オフセットしたボンネットが何とも言えないが、模型的には何とも言えないくらい大変だ

ED221
午後にはED221を大鰐駅に尋ねたが、午後は天候が一転し横殴りの吹雪となり、駅から出られなくなった。ホームに立っていても何処に線路があるのか分からなくなる位である

雪の降りが少し小康状態となった時に、ホームからED221の赤い車体が見えだした。ED221は1926年、ウェスチングハウス社製で、ED333とは、ボンネットのオフセットが左右逆になっている。この機関車は、信濃鉄道➡国鉄➡西武鉄道➡近江鉄道➡一畑電気鉄道と転々とし、やっと1974年にこの弘南鉄道に売却され、安住の地を見つけたようである

横殴りの雪で、パンタグラフが上がっていれば、まるで走行シーンである

大鰐駅構内でED221と留置されるキ105。流石に悪天候で、ホームからの写真のみで諦めた。翌朝はラッセルが出るかと思われたが、何と言っても「1日パス」なので、帰路についた

黒石駅構内でED333と留置されるキ104

写真は全て2009年2月1日