岐阜県を走る東海道本線大垣駅から荒尾駅を経て美濃赤坂駅まで僅か5kmの盲腸線が出ていて、美濃赤坂線とか赤坂支線と呼ばれているが、時刻表の名称にはハッキリ「東海道本線」と書かれている。この不思議な「東海道本線美濃赤坂駅」から更に奥へ鉄路が伸びていて、既に旅客営業を廃止しているものの、1日3往復の貨物定期運用を行っている鉄道がある。西濃鉄道である

数日前のヤフーニュースに「岐阜県の貨物鉄道に改善命令...杜撰な保安取扱いや検査」という文字が躍った。「岐阜県の貨物鉄道」とは、もしかして先日のブログで書いた「西濃鉄道」と思い、見てみると・・・

岐阜県の貨物鉄道に改善指示…杜撰な保安取扱いや検査

美濃赤坂駅。西濃鉄道は写真左、ホームの向こう側で線路がつながっている。

杜撰(ずさん)と言われても、車庫から機関車を1台しか出していないのだから、スタフを使用しなくても衝突事故が起きる筈もなく、完全にチクられたな~と思いつつ、「24輌もの貨車を牽引するならブレーキテスト位した方が良いかもね〜」と、秩父鉄道の事故を思い出しながら呟いた