かつての川越線は、大宮駅を出て国道17号線の大成橋(現存)をくぐると高崎線と別れ、非電化の単線となった。右脇には国鉄大宮工場から伸びた試運転線があったため架線が張られているが、下は草茫々である 大宮~日進間 29680

この日は、前日に降った雪の為か貨物がなく、9687はミム(水運車)1両を牽引してやって来た。当時、川越線の貨物列車には機関車の次位にミムがよく連結されていた。毎日、終点の高麗川駅まで大宮から蒸気機関車用の水を運んでいると聞いた事がある 指扇~日進間

日進駅で停車した後、ミムを1輌牽引して出発していく

9687のキャブ側窓は2枚が分離していて独特だった 日進駅

操車場を出発した貨物列車は、大宮駅を通過して川越線に入るとスピードを上げる 49613

日進駅を出発すると雑木林を抜けて指扇(さしおうぎ)へと坂を下っていく 29697