小海線は、1969年(昭和44年)には貨物列車を除いて既にディーゼル車となっていたが、行楽時期のみ季節列車として新宿から小淵沢を経由して野辺山まで「八ヶ岳高原」という名前で客車列車が運転され、小淵沢~野辺山間はC56がその牽引に当たっていた

その季節列車「八ヶ岳高原」に隠れて日の目を見なかったのが、小海発の普通列車「こうみ」である。8月の特定日のみの運転であったが、小諸からは急行「信州51号」に連結されて急行「こうみ」として上野まで乗り入れていたのである。勿論、C56は小海~小諸間を担当した C56 159 中込~滑津間

中込駅付近を行くC56 144号機

中込駅で停車中のC56 144号機

同じく 駅で停車中のC56 150号機