2020年(令和2年)6月、北海道旅行中に同行T氏が旭川で廃車となっているバスを見たいと言い出した。前輪が4輪のバスと聞き、流石に触手が動く。大体の場所も判るということで行く事になった

探し回って、やっと対面したのは自動車修理工場脇の資材置き場。許可をいただいて撮影を開始したが、衝撃的な傷み様だ。室内にはタイヤが積まれているだけで修理をする様子もなく、解体費用が掛かるので荒れるに任せて潰れるのを待っているという雰囲気で、そうなるのも時間の問題と思われた(写真は同行T氏撮影)

前回のブログで以上の様に書いた(詳しくはこちら)が、今月(2022年7月)になって、同行T氏から「あの旭川で見たバス、レストアしているようですよ」という驚きの情報!「まさかあのバスが!」という思いでネットを検索してみると

前のバンパーが折り曲がったこの車体は、まぎれもなく自動車修理工場にあったバス!確かに工場に運び込まれた様である(以下の写真は全て旭川電気軌道株式会社の公式ツィッターから転載)

リブだけになったMR430の車体。レストアの本気度が見える

車検再取得を目標に復元しているということで、何とも頼もしい話である

そして、7月19日の旭川電気軌道(株)公式ツイッターに、遂にこんな写真がアップされた!「車体の塗装が完了し、新車のような姿となりました。車内では新しい床板を張る作業中」とあり、感涙!!

リアのリベットも美しいです

同行T氏のお陰で、楽しみが増えました。今年の秋は旭川旅行かな~!!レストアされたMR430、旭川の居酒屋「独酌三四郎」、そして貨物を牽引するDF200。何故か鉄道が最後になる「鉄道ファン」であります