車を使って撮り鉄をしていると、ふとした所でバスが時間調整の為に停車してのを見かけたり、思いもよらない場所でバスの車庫に遭遇したりすることがある。そのような時、特にバスマニアという訳ではないが、反射的にカメラを向けてしまう。そして、そのバスの中には、かつて首都圏で活躍していたバスも多い

いすゞ P‐LR312J/IKコーチ 湯沢営業所
羽後交通は、秋田県内に雄勝線、横荘線という二路線の鉄道線を有していたが、1971~72年に相次いて廃線となり、バス事業のみの営業となった。秋田県南部に路線を展開している県最大規模のバス会社である。車体は川重のキュービックシリーズの中型で、1986年(昭和61年)式。元東京都交通局小滝橋営業所の所属であった

いすゞ P‐LV314K/富士重工車体 横手営業所
車体は富士重工車体の5Eタイプである。1986年(昭和61年)式で、東京都交通局の所属であった。それにしても、羽後交通のバスの塗装は、小田急バスや立川バスの路線バスとよく似ている

UD P‐RM81G/富士重工車体 湯沢営業所
日産ディーゼルノバスで車体は富士重工の5Eタイプ。1985年(昭和60年)式で、東京都交通局練馬営業所の所属であった

右側:いすゞ U‐LV324K/IKコーチ 湯沢営業所
車体は川重のキュービックタイプシリーズの標準サイズであり、1993年(平成5年)式で、東京都交通局新宿営業所の所属であった 撮影 2008年(平成20年)5月
(全文:竹内 聡)