宮城県の日本酒はどれも旨いのだが、その中でも「伯楽星(はくらくせい)」は特に旨い。そして、その伯楽星の中でも余り首都圏にまで出回らない珍しい酒をいただいた
「伯楽星 純米吟醸 おりがらみ生酒」である。「おり」とは、もろみを搾った時に酒の中に混じるコメの欠片や酵母などで、普通の日本酒はこれの上澄みを取るのだが、その「おり」を取らなかったり、意図的に混ぜたりして作られたのが「おりがらみ」で、白い沈殿物が見られる。にごり酒のように固形物が多く入っている訳ではなく、スパークリングの様な炭酸も感じない。「火入れ」という殺菌処理をしていない日本酒が「生酒」なので、「おりがらみ」で「生酒」となると酒質が変化するのも早い訳で、冷蔵保存で製造月より3カ月以内に飲み切るようにという「お願い」がついている程である
すっきりしたキレのある味わいの日本酒でした。日本酒度は+4
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- 新澤醸造店,宮城県大崎市