キハ66・67のユニットは、佐世保車両センターに集中配備され、長崎本線、大村線、佐世保線に使用されている。ハイブリット車への置き換えも発表され、風前の灯となったキハ66の中でも、2編成ある国鉄急行色を追って長崎を訪れた

衝突事故対策のため運転席を高くした事により塗分け位置とのデザインバランスが若干崩れていて残念だが、やはり国鉄色は美しい。長崎本線旧線大草駅に停車中の第1編成(キハ671+キハ661) 2019年10月

ミカン畑の谷間をいくキハ66。ここは伊木力(いきりき)みかんの生産地で、道路脇には1袋100円の無人販売所が点在する 長崎本線旧線大草~本川内間

この付近では、16時半位にならないと下り列車の前面に日が当たらない 長崎本線旧線大草~本川内間

大村線千綿~彼杵(そのぎ)間をいく第10編成(キハ67 110+キハ66 110)。第10編成は、台車交換の為、10から110に改番されている

大村線千綿~松原間。この海岸線にある大村線千綿駅は青春18キップのCMにも登場して人気があったが、近年は駅舎に入った「千綿食堂」のカレーがインスタグラムに載ってブレイクし、この日も駅前の駐車場は満車状態で、レトロな駅舎を楽しむ余裕など皆無であった

長崎本線旧線本川内~長与間を走る第10編成(キハ66 110+キハ67 110)

長崎本線旧線には、レンガ造りの構築物が多く残っている。喜々津~東園駅間にあるトンネルポーターもその一つ