日本でも三重県だけとなってしまったナロー鉄道(軌間762mm)の営業路線の一つ「四日市あすなろう鉄道」は、2001年当時、近畿日本鉄道内部(うつべ)・八王子線と呼ばれていた。四日市駅から内部線で日永(ひなが)まで来ると、日永~西日野間を走る八王子線が分岐する 

近鉄260系。四日市行き(右)と内部(うつべ)行き(左)が行違う。ナローとはいえ、近鉄だけにレールは立派だった 2001年1月撮影

日永駅は、国内でも少ないY字型のホームが何とも良い雰囲気を出している。左が内部線ホーム、右が八王子線ホーム。ここで合流して四日市へと向かう

日永駅駅舎。近鉄時代の最後は無人駅であったが、現在の四日市あすなろう鉄道では、有人の様である

四日市から八王子線の西日野行きが到着すると、内部線の内部発四日市行の電車が出発する