大正時代からナロー規格で運行されていた栗原軌道は、1955年(昭和30年)、1067mmに改軌して「栗原電鉄」と社名変更した。ただ、1976年(昭和51年)をピークに収益は減少の一途をたどり、1993年(平成5年)には第三セクター鉄道となり、さらに1995年には電化を廃止して気動車を導入、社名を「くりはら田園鉄道」と変更した。社名の通り田園地帯を走っている為収益の増加は望みようもなく、ついに2007年(平成19年)、廃止となってしまった2010年、栗原市は若柳駅および若柳車両区跡を「くりはら田園鉄道公園」として整備して公開した 2010年(平成22年)9月

今にも車両が滑り込んできそうな雰囲気の駅舎と駅構内である

公園周辺のインフラは立派に整備されたが、車両はかなり傷んだ状態で保存されていて、心配される状況だったが、右端のレールがこの先500m程先まで残されていて、動態保存に向けての希望が持てた。電動車の動態保存は難しいが、気動車の保存はなんとかなる 2010年(平成22年)9月

若柳車両区の木造車庫が残されていて、田園鉄道時代の気動車が入庫していたが、残念ながら道路で寸断されていて駅舎とはつながっていない

栗原電鉄時代の若柳車両区車庫とM181 1974年(昭和49年)12月