国際アンデルセン賞を受賞したスイスの絵本作家アロイス・カリジェは、スイス東部の山村を舞台にした絵本を数々世に送り出しているが、やはり代表作は「ウルスリのすず」。エンガディン地方のグアルダという村のお祭りを題材にしたウルスリ少年のお話です

「ウルスリのすず」とタイトルが翻訳されたが、すずと言うより、ウルスリ君が背負っているカウ・ベルの事である

「ウルスリのすず」にある挿絵は、まさにグアルダの村そのもの

レーティッシュ鉄道(RhB)のエンガディン線はスイスの最南東部、エンガディンの谷を走る鉄道で、その沿線に点在する山村のひとつにグアルダの集落がある

絵本に出てくる様な建物が並ぶグアルダの村。静まり返っていて村人たちに殆ど会わなかった

写真は全て2001年10月撮影