北海道第2位の人口を有する旭川市。中心の旭川駅は、2011年(平成23年)に現在の駅舎が完成している

2020年6月の早朝に撮影した旭川駅の写真である。まるで「完成予想図」の様な景観は、確かに綺麗ではあるが、なんとも無機質で少なくとも「いいね!」とは言えないデザイン。さらに、この地にこんな高架駅がはたして必要だったのかも疑問である。JR北海道には、他に金の使う場所が山積している筈なのだが・・・

宿泊ホテルの部屋から見た駅前ロータリー。北海道らしい風景が広がり、遠方には住宅街が見えるのだが、旭川の町並みがない。そう、中心地は撮影地点の後方(北口側)に広がっていて、駅のすぐ裏側(南口側)には石狩川の支流・忠別川が流れている為、駅前が河川敷となってしまっている。この駅前にある大きな川が旭川開発のネックなのだろうが、駅周辺再開発のコンセプトが「川のある駅」とは、なんとも無茶な話

駅前には何件もの新築のホテルが立ち並んでいて、他人事ながら「経営は大丈夫なのかな?」と心配になる

街を散策すると立派な建物。市役所かホテルと思いきや星野リゾートの「OMO7旭川」。コロナ禍で休業中であったが、こんな市中にもあるんだと驚いた

メインストリートには、色々なオブジェが置かれていて、温かい町である