京阪電気鉄道の京津線は、京都市の御陵駅と滋賀県大津市のびわ湖浜大津駅間を結ぶ僅か7.5kmの標準軌(1435mm)の路線であるが、その途中には最小半径40mを筆頭に急カーブが連続し、また、61パーミルを最大勾配として勾配区間が続き、更には併用軌道区間も存在して、何とも「てんこ盛り」の鉄道なのである

2020年、京阪とは思えない位にセンスの悪いこの800系の塗装(個人の感想です)が変更となった。浜大津駅(当時)を出て、大きい交差点とはいえ、ほぼ90度にカーブし、半径は43m 1998年(平成10年)1月

京阪本線とほぼ同じ塗装となった800系が、急カーブを曲がって浜大津駅前の交差点から旧東海道の併用軌道に入る。それにしても不細工なテールライトを上手くデザインで隠したものだ 2021年(令和3年)9月

逢坂山(おうさかやま)を越えて急カーブを貫けると上栄町(かみさかえまち)駅に到着する

上栄町駅の浜大津行きホームを出た先にあるカーブには踏み切り警報器と連動した散水装置があり、フランジの出す騒音を緩和している。当然、下り勾配側のみで、上り勾配となる御陵方面行きのカーブには設置されていない

上栄町駅を出て併用軌道に入るカーブは路線の中でも最小半径のR40m。とても4両編成の電車が走るカーブではない

逆から見た同地点。浜大津から出た電車は上栄町の手前で専用軌道に入るが、半径40mとなると台車が車体からはみ出している。この付近が京津線開業当時の終点「札ノ辻(ふだのつじ)」駅であったようだ