京阪電気鉄道の京津線は、京都市の御陵駅と滋賀県大津市のびわ湖浜大津駅間を結ぶ僅か7.5kmの標準軌(1435mm)の路線であるが、その途中には最小半径40mを筆頭に急カーブが連続し、また、61パーミルを最大勾配として勾配区間が続き、更には併用軌道区間も存在して、何とも「てんこ盛り」の鉄道なのである

びわ湖浜大津駅の一つ手前、上栄町(かみさかえまち)駅の浜大津行ホーム。何気ない景色だが、後方の建物と対比するとホームの勾配が歴然。隣の大谷駅同様、かなりの勾配の途中に駅がある事が判る 2021年(令和3年)9月

踏切を隔てて設置されている上栄町駅の御陵方面行ホーム。民家の塀を見ると勾配が良く判る。先の車の通っている踏切から併用軌道が始まる

上り線ホームと下り線ホームとの間にある踏切を見ても勾配がハッキリ

上栄町から浜大津駅にかけての併用軌道でも勾配は続く

なだらかに続く坂ではなく、段々畑の様に1段1段登って行く勾配である

併用軌道脇にある店舗「螺鈿(らでん)三宝寶堂」を見てもかなりの勾配