大正時代からナロー規格で運行されていた栗原軌道は、1955年(昭和30年)1067mmに改軌して、「栗原電鉄」と社名変更した。ただ、1976年(昭和51年)をピークに収益は減少の一途をたどり、1993年(平成5年)には第三セクター鉄道となり、さらに1995年には電化を廃止して気動車を導入、社名を「くりはら田園鉄道」と変更した。社名の通り田園地帯を走っている為収益の増加は望みようもなく、ついに2007年(平成19年)、廃止となってしまった

2010年(平成22年)若柳駅構内が整備されて「くりはら田園鉄道公園」となり、栗原電鉄の生え抜きM153が保存された 2010年(平成22年)9月

細倉駅で出発を待つM153 1974年(昭和49年)12月

2017年(平成29年)4月には、「くりでんミュージアム」がオープンし、綺麗に塗装されたM153。くりでんミュージアムでは気動車の運転体験も行われている 2018年(平成30年)5月

ナロー時代から改軌されて使用されていた電気機関車ED203も保存された 2010年(平成22年)9月

若柳駅構内で入れ替え作業中のED203 1974年(昭和49年)12月

綺麗に塗装されたED203も保存されていた。ただ、こんな色でしたかね? 2018年(平成30年)5月