当時、北海道を旅する若者の全員が使ったいたであろう「北海道周遊券」。東京から有効期間が16日間で学割7,600円。10月~5月の閑散期は何と6,080円であった。北海道までの選択路線に奥羽本線も含まれていた為、帰路、差額を支払って五能線に立ち寄る事が多かった

深浦~広戸間を行く48640(形式8620)  1970年(昭和45年)8月

同じく48640。48640は現在、弘南鉄道弘南線新里駅に保存されている。ブログはこちら

白神山地から伸びる山岳地帯が海岸線まで続き、断崖となって海に落ちる。五能線はその隙間をうねうねと陸地にへばり付いて走っている。混合列車を牽引する28620。広戸~追良瀬間 1970年(昭和45年)8月

深浦から弘前へ向かう列車が鯵ヶ沢を過ぎて海岸線から離れるとリンゴ畑が多くなる。リンゴ畑の中を走る58666 1971年(昭和46年)8月

弘前を出た五能線の列車は川部駅でスイッチバックする為、貨物列車は弘前~川部間をバック運転をし、川部駅で機関車を付け替えていた 1971年(昭和46年)8月