京阪・京津(けいしん)線は、京都・三条から蹴上、山科と過ぎ逢坂を越えると大津の街に入り、上栄町駅を出ると旧・東海道に合流し、併用軌道となる。500m程併用軌道が続き、交差点で大きく右にカーブを切ると浜大津駅(現・びわ湖浜大津駅)である

浜大津駅は京阪・京津線の京都側と、京阪・石山坂本線の坂本寄りで併用軌道となっていて、併用軌道ファンには、最高の場所である。旧・東海道を走る京阪800系 1998年(平成10年)1月

駅を出た所が「浜大津駅前」の大きな交差点で、京津線は90度の左折をする事になる 2009年(平成21年)1月

駅を出て大きく左にカーブする京津線。石山坂本線は交差点を直進して坂本線方面に向かう 1998年(平成10年)9月

浜大津駅を出て坂本方面へ直進する700形703。この地点で京津線の下り線と平面クロスする 2009年(平成21年)1月

浜大津~三井寺間の併用軌道をいく600形610。609以降の二次車は前面窓がパノラミックである 1998年(平成10年)1月

軌条が1067mmに見えるが、立派な標準軌の1435mmである

次の三井寺駅手前の踏切を過ぎると専用軌道となる。600形601~608の一次車は、正面ガラスが平面である 1998年(平成10年)1月