八戸臨海鉄道は、八戸貨物駅と北沼貨物駅間の貨物輸送を主業務とする第三セクターで、通常業務は三菱製紙のコンテナを輸送している。八戸貨物駅を出ると列車は八戸線と並走し、やがて一級河川の馬淵(まべち)川の手前で左に折れ、川の堤防に沿って河口近くまで走る事になる

河川占用許可を得て河川敷に線路が施設されている為に、どう写しても馬淵川の堤防が映り込む事が多い。これも御多分に洩れず、堤防脇を走るDD16 303号機 2021年(令和3年)7月

八戸臨海鉄道の主力機はJRより譲渡されたDE10 1761とDD16 303、自社発注のDD56 4で、この3輌が三日毎に交代で仕業にあたっている。実際の運用履歴は、当日の担当機関車を毎日掲載しているエコーマスターさんのブログが参考になる

この臨海鉄道で注目されるのは、やはりDD16。八戸臨海鉄道の他にもJR東日本長野工場と若桜鉄道に2輌在籍しているが、非定期業務と保存機となっていて、貨車の輸送のみだが通常業務を行っているのは、八戸臨海鉄道のみである。やはり働いている機関車は美しい

DD16は、C11、C12、C56等の小型蒸気機関車の置き換え用に開発された機関車であったので、簡易線用で自重が軽く、運転台も真横に向いておらず入れ替え機には不向きで、65輌も製造されたにも係わらず、国鉄民営化の際にJR に移籍されたのは僅か10輌であった

正面から見るとDE10と見間違うが、サイドには白線が無く一目で識別出来る。ただ、この角度で写しても後部の可愛いボンネットは写らず、L型機関車に見えてしまう