1月に急逝された水上氏は常々「製品ではなく作品を作りたい」と言っていた。その良し悪しは兎も角、最後までそれを貫いた。金が無くても組み立ての仕事はしないというライフスタイルが、命を縮める事になったのかもしれないのだが・・・その「作品」の一部である

仕事場に置かれていたスクラッチのニールソン4-4-0 23号機。形状からすると国鉄形式5400と思われる

原形の5400であるが、バッファーは付いていない。テンダー軸箱は縦長のタイプが付けられている。水上氏はケイディーカプラーが好みで、最後まで使用していた

八雲工芸の「国鉄900形」のキットを組み立てた作品。車軸配置2-4-2の900形はアメリカのスケネクタディ社が製造した機関車

模型は田端機関区時代の「921」をプロトタイプとしている。921はDD11が配置された1954年(昭和29年)には休車となり翌年に廃車となっている

キャブ内も綺麗に作り込まれている

アートプロ特製完成品の「北丹鉄道2号機」。可愛いSLだが列記とした軌間1067mmの機関車である

元々はワールド工芸製キットであるが、キャブ全体を新製し、水上氏がキャブインテリアを作り込んだ、これはあくまでも「製品」