レーティッシュ鉄道(RhB) ABe4/4 501~504
1939年から1940年にかけて4輌製造された1・2等合造の交流電車で、RhBの電車の中でも特に人気が高かったが、1997年から1999年にかけて廃車が進み、現在は501号機がサメダン機関区に保存されているのみである

ポントレジーナに停車中のABe4/4 501号機。Hゴムのない大きな窓が魅力的な顔だ。サメダン~ポントレジーナ間にはサン・モリッツを通らないで列車をスルーさせる短絡線があり、ABe4/4はこの短絡線とエンガディン線を中心に活躍していた 1994年(平成6年)9月

プント・ムラグル~ポントレジーナ間を行く501号機  1994年9月

1車体が1等車(黄帯)、トイレ洗面所、2等禁煙室、2等喫煙室と4部屋に仕切られていた 1993年10月

エンガディン線エス・シャンフ駅に停車中の502号機。幌が付いていないとそれ程目立たないが、幌が付いているとセンタードアがオフセットされているのが良く判る  1993年10月

プント・ムラグル~ポントレジーナ間を行く503号機    1994年9月

サメダン駅に停車中の503号機

503号機の停車している後方のピンク色の建物はポントレジーナ駅。イタリアに近づくと駅舎も華やかになる 1994年9月